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2017年2月22日水曜日

ロイヤルファニチャーコレクションの話 2017/2/22

そういえば報告が遅いのですが新たな取引先が増えました。



ロイヤルファニチャーコレクションさんです。
http://royal-furniture.co.jp/

もっと早く紹介してよと思われているかもしれません。

取引先が増えるたびにブログで書いているのは珍しいかもしれませんが、その方が皆さんわかりやすいですもんね。私のお客さんたちも、ああ、ここでも扱っているのかってわかってもらえますし。


代表的なラインナップは、



emeco
http://royal-furniture.co.jp/retails/emeco/navy/

TOLIX
http://royal-furniture.co.jp/retails/tolix/a-chair/



そしてVUEROのBKFチェアでしょうか。
http://royal-furniture.co.jp/retails/cuero/bkf/

これいま大人気でそうとう売れるそうですね。在庫切れが続いています。
私の判断基準としては、売れるかどうかだけが重要ではないので、これについてはKnollとの関係性がはっきりしてから考えます。


ほかにもいろいろありますよ。


個人宅も良いですけど、物件向きなのが多い印象ですね。
特にチェア関連はまとめてどこかの店舗や事務所などでの活躍が多いでしょう。


とりあえず皆さんも頭に入れておいてください。
以上報告でした。


case study shop nagoya
愛知県名古屋市中区栄3-33-28 Uビル2F
TEL : 052-243-1950

2017年2月21日火曜日

桐のチェストの話 2017/2/21

先日、ジュニアの2段チェストの購入希望があったんです。
それはすでに在庫がなかったので販売できなかったのですが、どうしてそのチェストを選んだかというと、ジュニアはチェスト部分が桐製になっているからというものでした。
着物を収納するのに良いということでです。


桐製の収納ですか。もう昔ながらの桐ダンスは需要がなくなりつつあるのですが、桐は衣類の収納には最適ですもんね。


ちょっと話がずれるのですが、桐製に限らずタンス収納類はもうあまり売れません。

すぐに思いつく理由は2つ。

一つは戸建てにしろマンションにしろ、クローゼットを造作するのが当たり前になったから。
わざわざタンスなど買わなくても、家に収納がついている(造る)ものです。

もう一つは嫁入り道具的な需要、親が子供に家具類を買い与えるという行為が減少したからです。
その昔は娘が嫁に行くとなるとトラックいっぱい家具を載せて赤白の幕を取り付けて嫁ぎ先の家まで向かうという恒例行事が存在したんです。

後者はあれですが、前者の影響は大きいですね。


昔からやっているような家具屋は羽振りが良かった時期もあるでしょうが、今の時代に対応できないと残念な結果になります。

まあ私のように後発組は良い時期を知らないし経験もしていないので、「家具は売れないものだ」という認識で最初からやっていますので、そこら辺は大丈夫です。
あると思ってやるのと、ないと思ってなるのとでは勝手が違います。


話を戻ります。


でも、桐製の収納について考えるきっかけになりました。
先述の通り衣服類の収納にはグッドですし。

そこから思い出したんです。


昔ですね、こんなのがあったんです。


紹介しているHP http://www.g-mark.org/award/describe/486

case study shopブランドで桐製のチェストがあったんです。
その名も「KIRIチェスト」
ままです。

桐製のタンスって、たいてい古臭くて良い和さがないじゃないですか。
和モダンという表現がふさわしいデザインだと思います。

これならうちのようなテイストが好きな人でも合わせられますね。
私も昔販売していたことがあるので記憶にありますが、出来は良いですよ。


仕様がこれだけあったのですが、価格は当時のものですからね。
今作って販売するとなったら価格はお察しください。


でも作ろうと思えば作るんですよね。
いくらになるか工芸に見積もりしていないのでわかりませんけど。
まあ高くなるでしょう、これより。


思い出話みたいなものでした。

桐製のチェスト、ちょっと探してみますか。


case study shop nagoya
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2017年2月20日月曜日

重量のある家具は家に置いて床は大丈夫か 2017/2/20

いまKnollのサーリネンのオーバルダイニングテーブルの検討中の方がいらっしゃいまして、その対応と見積もりをしています。
正直、今まで私はこのレベルの家具を扱ったことがなかったのでいろいろ新たに知れることがありましたし、ついでに家具の重量が大きいときに床が耐えられるか?の話をしますね。

家具のレベルというのは、主に重量です。


Knoll HPより
マーブル(いわゆる大理石)のオーバルダイニングテーブルで幅1980mmを検討中なのですが、このテーブル、重量が約117kgあります。

これはすごい、さすがに石です。重い。

果たしてこのレベルの家具になるとどうやって配送して搬入して設置するのか。


これはですね、倉庫から4tトラックチャーターで作業員4名で搬出から配送設置まですべて行います。それしか方法がありません。

送料も桁が違います。関東から名古屋市までで20万円近いです。
でも4人も作業員がいて、これで済むのは逆に安いと考えたほうが良いのでしょうか。

商品代(カラカッタの写真の使用の場合¥1,667,000税別)比べると11、2%ですが、送料単体で聞くと馴染みのない人には高いと感じるかもしれません。

そこも含めて高級家具ということですね。


で、重量について。
こっちがブログの本題ですよ。

このテーブルは100kg超えですし、この家具に限らず相当な重量の家具を家の床に置いても大丈夫なのか?というのはみなさん心配になると思います。

建築基準法によると住居、住居以外の寝室、病室の床設計の積載荷重は1800N/㎡と定められています。
1㎡で180kg以上の荷重に耐えられるように設計しなければならないということです。

なので、最近の建築物ならこのテーブルの重量117kgは大丈夫です。
2㎡にまたぐようなサイズの家具なら単純に360kgまでOK。
均等に面で支えることができた場合ですけどね。点で支えるとなると床材がつぶれると思います。

このテーブルも117kgと聞くと、すごい重量に感じますが、人間二人分です。そう考えると床が耐えられるのは当たり前に感じますね。

珍しいケースではありますが、重量のある家具を考えている人は参考になると思いますよ。

まあよっぽどの家具じゃないとあまり関係はないです。


case study shop nagoya
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2017年2月18日土曜日

ニットチェアの話 2017/2/18

明日2/19(日)はお休みしますよ。何か御用がある人は夕方にはお店に戻ることもできますので、その場合は連絡ください。
前から何度も何度も書いているのですが、休んだり時間の変更をするときはHPのお知らせ欄に書いていますよ。ご来店前には必ずHP見てくださいね。


さて、最近特に思うことの一つに、お店を続けていると「お客さんも変わる」ということがあります。
当初からお店に来ていただいている方々も環境が変わりますし、新しいお客さんも増えていきます。

そうすると、もう皆さん知っているだろう的に解釈してしまうことがあります。それが以前からずっと販売しているものだと。
そんなことないですよね。

ということで、今日はニットチェアについてもう一度説明をしようと思います。書こうと思うきっかけがありました。

そういえば4、5年説明していなかったですよね。だから初めて説明を読む人も多いと思います。


ニットチェアというとこれですね。
ちゃんと名前を書くと「Desertic × case study shop Knit Side Chair」です。

case study shopブランドの代表的プロダクトになっていますね。

一時COMME de GARCONSで展示販売されていたので、COMME de GARCONSの椅子みたいに紹介されていたりもされていたり、そんなニュアンスで知れ渡っていたこともありますが、そうではありませんよ。


Herman Miller製のヴィンテージシェルチェアを使用し、一つ一つを職人の手により張り込みをした特別な逸品です。クオリティは相当に高いです。


特徴的なのがこの生地です。Deserticさんのパッチワークニットを使用しています。


Desertic(デザーティック)は2006年からスタートした東京のブランドです。
HP http://www.desertic-tokyo.com/desertic_Tokyo/desertic.html

ブランド名は「砂漠の民」「砂漠的な」から由来しています。
砂漠に代表されるような極限の環境で生活する人々を衣服をイメージしてデザインの中に取り入れています。

シンプルで着る人を選びませんが、どこか”違和感”を感じるような洋服です。
代表&デザイナーは平武朗さんです。

desertic HPより http://desertic-tokyo.tumblr.com/post/52200361514/brand-desertic-name-patchwork-pocket-shorts

デザインのテーマの中にいくつかラインがありまして、そのなかに60' ~ 70'sのヴィンテージニットをパッチワーク上に紡ぎあげ洋服に使用するデザインがあります。

そのヴィンテージパッチワークニットをシェルチェアに使えるように特別に大きく作製されたものを張り込んでいます。マス目自体も10cmと大きいです。

また、このパッチワークはその時のヴィンテージニットを、都度、平さんの感性によって作り上げれれますので同じものは二つとして存在しません。必ずあなただけの一脚となります。
椅子の裏にネームを入れることもできます。

純粋にこの椅子が素晴らしいからということもあるのですが、DeserticはCOMME de GARCONSで洋服をセレクトされて販売していることもあり、自然な流れでこの椅子もセレクトされたんでしょう。


ちなみに、平さんご本人も格好良いですよ。独特の雰囲気を持っています。
サングラスが好きで収集もされていて、私がかけているサングラスを見ただけで「UNDERCOVERの?」と言い当てくれたこともありました。(その時UNDERCOVERとEFFECTORのコラボ品をかけていました)
それが高じて最近サングラスも作られたんですよ。deserticのを。


でもこの素晴らしいニットは、このままでは椅子には使えません。弱すぎるんです。
ということで、裏に一枚生地を合わせて表面全体をステッチして丈夫な一枚のニットにしています。
よく見ると横に赤いステッチが見えますよね。このおかげで表面の耐久性も上がっています。

手順としては、Deserticさんでパッチワーク製作→出来上がったニットを裏打ち加工→職人の手によりシェルチェアに張り込み。という手間のかかる工程を踏んでいます。

だから完成まで時間もかかります。


この椅子は、ファニチャー好きにもアパレル好きにもどちらの琴線にも触れるはずですし、一目見て誰が見ても素晴らしいと感じてもらえる作品です。
飾っておくだけも価値があるでしょうね。

どうですか?どんな代物か分かってもらえましたか?
これぞ!という一脚が欲しい人はぜひぜひ。


ところで、この川上元美さんのテーブルとニットチェアを合わせたら最高に格好良いだろうなって考えていたんですが、実際にこの形でダイニングをオーダーいただいたので、もしかしたらその光景をお見せできるかもしれませんね。


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2017年2月17日金曜日

T-710の塗装が変わっています 2017/2/17

このあいだ書いたので、T-710スモールサイドテーブルがお店に到着しても書くつもりはなかったのですが、書いたほうが良い感じだったので今日の更新はそれにしますね。


T-710スモールサイドテーブルが予定より早く届きました。
左が以前から展示しているもの。右が今回入荷品。
さあ、これで販売開始できるな。と思いましたけど。


塗装の艶が違います。
左が今までので、右が今回から生産されたフレームです。

ツヤってしていませんか?そう見えませんか?
実際ツヤッとしています。

ということで、若干ツヤッとした塗装です。まさに焼付塗装って感じです。
シェルチェアのベースとかに近い装いですね。

そんな訳で、以前までのT-710をお持ちの方で、2台目の購入を考えている人は少し注意してください。

逆に、この塗装の方が好みだよ!という人にはこれで良いのかもしれません。


ところで、左が3年前から展示しているサイドテーブルで、右が新品。
無垢材を使っているので個体差があるのは当然なのですが、それでもかなりの色の違いがありますよね。

アメリカンウォールナットは、基本的に経年で色が抜けていきます。それがまた良いんですよ。
左のように、どんどんきつね色になっていって、10年後とかだともっと変わりますし、50年前のヴィンテージ品はかなり味がある感じになります。

ただ、うちはお店なので照明が多く、基本的に光に当たりっぱなしのホームに比べると若干ハードな環境なので3年でここまで変わっているのかもしれません。
普通に使うともっと緩やかに変化するかも。
日光に当てていたらあっという間に色が抜けますよ。夏場なんかはすぐに焼けます。ただ、家具自体を傷めやすいので、わざと日光にさらしっぱなしは感心しません。


さらにところで、手前のT-710は新品なのですが、イームズラウンジチェアのウォールナットと近い雰囲気です。

同じアメリカンウォールナットを使用しているので、見た目が近い訳です。
(同じといっても、同じ木や同じ材木屋ではないです。)

T-710はアメリカンウォールナットの等級の最上に近いランクの木材を輸入して、それを国内で製造しているんです。

それこそがヴィンテージのオリジナルに忠実だからということでです。

そのおかげで、アメリカンウォールナットを使った製品と相性が良いですね。
イームズラウンジチェアのようなHerman Millerの製品ともです。もちろんKnollも。


つまり、うちのお店にはぴったりということです。



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