ウッドシェルチェアの色変化 2015/4/25

頑張ってたまった雑誌を読んでいます。去年の9月から未読でした。
いろんな情報があるものですね。ふむふむです。
すこし流れが変わってきた感じがしますね。あくまで雑誌が取り上げるコンテンツに限った話ですけど。


そういえばふと思ったんです。
イームズウッドシェルチェアの色変化ってもうしているのかなって。ほら、木ですし。

毎日見ているので変化に気づきづらいんですよね。

ということで納品時の写真と比べてみました。


これが納品時の写真ですね。

「イームズウッドシェルチェア展示しました! 2013/9/11」

左がホワイトアッシュで右がウォールナット。サントスパリサンダーは後日納品だったのでこの時はまだありません。


ウォールナットはあえて背面です。こっちの方が日光に当たっていたので変化がわかりやすい。
で、いま。

え、もうかなり経年変化がありますよ。


もちろん写真の写り方や色味が違うってのもあるのですが、実際現物見ても違いを感じます。

そうそう、ウォールナットという木は色が抜けてくるんですよね。そしてホワイトアッシュは黄色くなっていく。

ただしこの椅子たちは日光に当たっています。
今は窓から日光が入る時間にちゃんとブラインドを下げて遮光しているんですけど、この時はまだそれをしてなかったので毎日ガンガン照らされていた時期がありました。
一年半でも日光が当たるとこれほど変化するものです。


私は変化した木のほうが味わいがあって好きです。


使っていけば変化がある、味が出る。これこそが木製品の醍醐味です。
FRP製のシェルチェアと同じで、自分で使って格好良くしていくってのが素敵ですよね。
キズがついても良いじゃないですか。生活の証ですよ。


日光に当てなくても照明でも変化があるので、何年も、可能なら何十年もかけて変化を楽しんでください。

何十年もは使えたらの話ですけどね。
そこまでもつものかはわかりませんし。ポテンシャルはあると思うんですよ。40年代のプライウッド製品が現存していることを考えると。

修理しながらならいけるでしょうね。


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