ロッキングチェアの話 2015/9/6

9月は営業日数も(勝手に)短いのでより頑張らないと。
あ、そうそう、その短くしている原因の9/27からのお店長期休みは、別に私が休暇を取りたいからではありません。この仕事に関係します。


そんな今日はちょっとロッカーベースの話でも。
思いついたんで。


ご存じイームズさんのシェルチェアRAR。
ベースはロッカーベースって呼びます。だからRAR。 ※Rocker Arm Rod

ロッカーベースはRocker Baseなので、つまり揺れる底(土台)ってことです。
見たとおりですね。

揺れ椅子は別にイームズさんが発明したわけでなく、もっともっと古くからある椅子のバリエーションの一つです。


この揺れる椅子、ロッキングチェアという存在は正確にいつから存在しているのか不明です。発明者も不明。
18世紀の初めにはアメリカのニューイングランドで使われていたそうで、ここが発祥と言われています。

もとは、庭で使われていたそうですよ。
普通の椅子の脚にカーブした板を付けたもので。

ということは、ロッカーベースと言うものは本来、屋外用ということになりますね。

揺れ椅子は子供をあやすために母親が座るもの説もあるのですが、そっちはそっちで正しいんじゃないでしょうか。伝達される場所によって使い方が違ってくるものかなと。

どうして庭でこの揺れる椅子を使ったかですが、私が考察するに、通常の四本脚の椅子を土面に置くと、ずぶずぶ刺さって沈んでいくじゃないですか。不安定な状態になるから考えられたのかなと。
考え方としてはスキー板みたいなもんです。
でもそれだったらカーブした板である必要はないですか。 追記:先端が上にカーブしていたほうが引っかかりが少なくて便利でした。よく考えると。
そもそも庭ってだけで、石の上だったかもしれないですよね。どうなんでしょう。

答えはないので各々で想像してください。


そんなわけで、たまには本来の使い方通り屋外でロッカーベース使ってみてはどうでしょう?


case study shop nagoya
愛知県名古屋市中区栄3-33-28 Uビル2F
TEL : 052-243-1950

0 件のコメント :

コメントを投稿