アレキサンダー・ジラードの話 2016/9/5

デザイナーの話を連続して書いているんですが、そうするといろんな固有名詞が出てくるじゃないですか。バウハウスとかハワードミラー社とか、今日もブラニフとか書いてますし。
これもひとつづつ説明していくぐらいが良いですよね。こりゃ大変だ。



Herman Miler Japan HP引用 http://www.hermanmiller.co.jp/designers/girard.html
Alexander Girard (アレキサンダー・ジラード)
1907 - 1993

去年ハーマンミラーストアでジラード展があったおかげで、随分と知名度が上がった人だと思います。


1907年 彼はニューヨークで生まれました。

18歳ぐらいの時にヨーロッパに渡ります。

1929年 ロンドンの建築系の大学を卒業。
同年、スペインのバルセロナ万国博覧会で金賞を受賞します。
バルセロナ万博は、この間ミースさんの時にも書いた万博です。彼は22歳のときにそんな評価を得ているぐらい優秀な人だったみたいです。
1930年にはフィレンツェに自分の事務所がすでに持っていたみたいですから。

1932年 ニューヨークに戻り、自身の事務所を開設します。

1935年 ニューヨーク大学に通います。

1937年 ミシガン州のデトロイトに事務所を移設します。

この間、フォードのオフィスや、リンカーンのカフェテリアを手掛けたり、エーロさんが設計していたGM研究所のカラーコンサルタントとして関わったりと、建築家、デザイナーとして仕事をこなしていたみたいです。

1952年 ハーマンミラー社のテキスタイル部門のデザインディレクターとして就任します。
これ以前から彼はチャールズ・イームズさんとは友人関係にあり、チャールズさんと、そしてネルソンさんの推薦によりテキスタイル部門を任されることになったらしいです。

1953年 ニューメキシコ州のサンタフェに事務所を移設。自分の家もデザイン。
同年、グランドラピッズにハーマンミラーのショールームもデザイン。

1958年 ハーマンミラーサンフランシスコショールームをデザイン。

1960年 ニューヨークにメキシコ風レストラン「ラ・フォンダ・デル・ソル」をデザイン。
代表作も代表作ですね。テーブルとチェアのデザインをイームズさんに依頼したことで、後にそれが製品として販売もされました。

1961年 Texilte & Objects(T&O)をニューヨークでオープンします。
ファブリック、テキスタイルを小売りするお店でした。そこにそのファブリックを使用したクッションや小物も展開していたんです。
むかーし私が以前勤めて会社ではこれを真似たショップを展開していたんですよ。
TIMOなんていって。もう誰も覚えてないでしょうね。どうでもいい話でしたね。

1962年 自身のコレクションに番号を付けてジラードファウンデーションを設立しました。
彼は民芸品やおもちゃ、フォークアートが大好きで、半端ないほどのコレクション量を所有していたんです。最終的には10万点以上だとか。

1965年 ブラニフ航空の全体デザインを担当します。
これは伝説も伝説の航空会社ですね。内装から家具から機体から何もかもが前衛的で格好良かったです。
ブラニフにはエメリオ・プッチさんも協力していますよ。

1982年 サンタフェの美術館に1978年に寄贈していたコレクションをジラードウィングとして一般公開開始。

1993年 亡くなります。


ジラードさんはテキスタイルの人。というイメージが強いかもしれませんが、建築、インテリアデザイン、内装など幅広く活躍をしていました。
それでいてフォークアートや民芸品のコレクターでもあり、そういった独特の感性から織り出される世界観が魅力の人ですね。

じゃ、参考にしてください。


case study shop nagoya
愛知県名古屋市中区栄3-33-28 Uビル2F
TEL : 052-243-1950

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